苗字の由来

代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。

佐々木氏の由来と使用家紋
「佐々木氏」は、全国軒数第13位の大姓です。
『都道府県別件数順位』をみると以下の通り、
   ※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(3位)  青森(3位) 岩手(2位) 宮城 (4位) 秋田(3位)
 山形(29位) 福島(20位) 茨城(44位) 栃木(74位) 群馬(114位)
 埼玉(29位) 千葉(22位) 東京(17位) 神奈川(17位) 新潟(46位)
 富山(45位) 石川(93位) 福井(9位) 山梨(91位) 長野(44位)
 岐阜(92位) 静岡(58位) 愛知(58位) 三重(81位) 滋賀(78位)
 京都(41位) 大阪(45位) 兵庫(74位) 奈良(106位) 和歌山(99位)
 鳥取(19位) 島根(3位) 岡山(52位) 広島(7位) 山口(30位)
 徳島(34位) 香川(31位) 愛媛(32位) 高知(104位) 福岡(44位)
 佐賀(71位) 長崎(89位) 熊本(92位) 大分(43位) 宮崎(121位)
 鹿児島(176位) 沖縄(ランク外)
東日本を代表する苗字です。特に北海道と東北地方北部、中国地方中部に多い苗字です。 北陸・東北地方からの移住者が多い関係で、北海道でも第3位にランクされています。
佐々木氏といえば源平合戦の宇治川の先陣で有名な佐々木四郎高綱がいます。
源頼朝が挙兵すると佐々木四兄弟(定綱・経高・盛綱・高綱)は参陣し、鎌倉幕府創立の功臣として重用され、一族で17か国の守護に補任されます。 頼朝の奥州合戦にも従軍し、その功績により陸奥国に所領を与えられ土着した者もあり、大姓佐々木氏の土台となりました。
佐々木氏は分出した支族も多く、かつ近世大名として存続している一族も少なくありません。武家として成功した氏族の代表格です。

佐々木氏の由来と家紋
佐々木氏は、近江国を発祥の地とする宇多源氏の源成頼が近江国蒲生郡佐々木庄(近江八幡市安土町)に下向し、 その孫の経方が佐々木を名乗ったことに始まるとされますが、古代豪族沙沙貴山君の末裔説など諸説あります。
そして経方の孫佐々木秀義は「保元の乱」「平治の乱」で源義朝に属しています。

佐々木氏の代表家紋は、「隅立て四つ目紋」「平四つ目紋」などの「四つ目紋」です。


山口氏の由来と使用家紋
「山口氏」は、全国軒数第14位の大姓です。
『都道府県別件数順位』をみると以下の通り、
   ※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(23位)  青森(32位) 岩手(47位) 宮城 (66位) 秋田(101位)
 山形(20位) 福島(34位) 茨城(13位) 栃木(18位) 群馬(26位)
 埼玉(20位) 千葉(15位) 東京(19位) 神奈川(12位) 新潟(34位)
 富山(18位) 石川(12位) 福井(10位) 山梨(37位) 長野(32位)
 岐阜(30位) 静岡(27位) 愛知(22位) 三重(10位) 滋賀(21位)
 京都(13位) 大阪(8位) 兵庫(14位) 奈良(10位) 和歌山(31位)
 鳥取(39位) 島根(90位) 岡山(53位) 広島(24位) 山口(98位)
 徳島(23位) 香川(43位) 愛媛(35位) 高知(135位) 福岡(9位)
 佐賀(1位) 長崎(1位) 熊本(16位) 大分(58位) 宮崎(20位)
 鹿児島(6位) 沖縄(185位)
軒数では神奈川県を中心とする南関東、大阪府を中心とする関西、そして愛知県に多くあり、順位でみると西九州がダントツです。 「山への入り口」を意味する地形姓です。
都道府県名と同じ名字の軒数第1位です。近世大名では牛久藩(茨城県牛久市)の山口家があります。

山口氏の由来と家紋
山口氏は日本を代表する地形姓です。山地が多い国土のため各地に「山口」の地名があり、その数は150ヶ所以上あるといいます。

その出自も多岐にわたり、主な山口氏だけでも以下の通りです。
●武蔵国入間郡山口(所沢市)におこる武蔵村山党の山口氏
村山頼家の子山口家継が入間郡山口に移り山口氏を名乗っています。 子孫は関東管領上杉氏や後北条氏に仕え、徳川家の家臣も出ています。
武蔵横山党の光兼も山口氏を名乗っています。
●周防国山口(山口市)におこる多々良朝臣大内氏流の山口氏
守護大名大内義弘の子持盛が山口氏を名乗っています。 子孫は大内氏滅亡後に尾張国愛智郡星崎(名古屋市)に移住し、山口重政は織田氏・徳川氏に仕えて近世大名牛久藩主として明治維新を迎えています。
●相模国三浦郡山口(葉山町)におこる桓武平氏三浦氏流の山口氏
三浦義澄の次男有綱(有継)が山口氏を名乗っています。

出自が多彩なだけに、使用家紋も多くあります。
主な使用家紋としては、「竹に雀紋」「唐花菱紋」「三引両紋」「雁金紋」「桔梗紋」などがあります。


松本氏の由来と使用家紋
「松本氏」は、全国軒数第15位の大姓です。
『都道府県別件数順位』をみると以下の通り、
   ※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(33位)  青森(103位) 岩手(60位) 宮城 (68位) 秋田(136位)
 山形(156位) 福島(17位) 茨城(24位) 栃木(10位) 群馬(20位)
 埼玉(15位) 千葉(19位) 東京(21位) 神奈川(23位) 新潟(120位)
 富山(21位) 石川(8位) 福井(60位) 山梨(168位) 長野(63位)
 岐阜(109位) 静岡(22位) 愛知(47位) 三重(20位) 滋賀(27位)
 京都(9位)  大阪(5位) 兵庫(5位) 奈良(5位) 和歌山(4位)
 鳥取(4位)
 島根(9位) 岡山(16位) 広島(14位) 山口(12位)
 徳島(17位) 香川(12位) 愛媛(6位) 高知(13位) 福岡(11位)
 佐賀(14位)  長崎(5位) 熊本(3位) 大分(26位) 宮崎(43位)
 鹿児島(194位) 沖縄(128位)
軒数では南関東、大阪府を中心とする関西、順位でみると熊本と長崎もベスト5に入ります。東北地方には少ない名字です。
「松」は日本人に馴染み深い木であり、古代では神が臨在する神聖な木と考えられていました。正月の門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるといいます。
そのため地名とともに「松」の付く名字も多く発生しました。その中で一番多いのが松本氏です。
松本氏で戦国大名や近世大名、有名な公家には見当たりませんが、その神聖さの故か伏見稲荷大社や石清水八幡宮、伊勢神宮の社家をはじめ、各地の古代神職に松本氏があるといいます。

松本氏の由来と家紋
「松」は常緑樹で岩をも砕いて根を張り、枯れにくく高くなることから、村落では場所を特定する目印としても重宝がられました。 そのため「松」のつく地名は多く、頭に「松」が付く市町村だけでも30近くあります。
そのなかで松本は「松の木の近く」を意味します。

よってその出自も多岐にわたり、主な松本氏だけでも以下の通りです。
●下総国海上郡松本(銚子市)におこる桓武平氏千葉氏流の松本氏
辺田朝胤の次男胤基が松本氏を名乗っています。
●信濃国筑摩郡松本(松本市)におこる清和源氏伊那氏流の松本山口氏
伊那為扶の末裔埴田公光の子行光が松本氏を名乗っています。 子孫は戦国大名芦名氏に仕えています。
●伊勢国三重郡松本(四日市市)におこる伊勢平氏の松本氏
中宮進士教光の子盛光が松本氏を名乗っています。
●京都伏見稲荷大社の社家秦氏族の松本氏
秦為高が松本氏を名乗っています。

出自が多彩なだけに、使用家紋も多くあります。
主な使用家紋としては、「三本矢紋」「剣花菱紋」「三階松紋」「松皮菱紋」「巴紋」などがあります。

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