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苗字の由来

代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。

橋本氏の由来と使用家紋
「橋本氏」は、全国軒数第25位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(37位)  青森(57位) 岩手(66位)
 宮城 (73位) 秋田(95位) 山形(112位)
 福島(10位) 茨城(38位) 栃木(20位)
 群馬(39位) 埼玉(24位) 千葉(38位)
 東京(25位) 神奈川(33位) 新潟(107位)
 富山(29位) 石川(11位) 福井(15位)
 山梨(167位) 長野(188位) 岐阜(94位)
 静岡(73位) 愛知(57位) 三重(24位)
 滋賀(24位) 京都(21位) 大阪(13位)
 兵庫(11位) 奈良(23位) 和歌山(15位)
 鳥取(42位) 島根(92位) 岡山(28位)
 広島(21位) 山口(29位) 徳島(27位)
 香川(33位) 愛媛(64位) 高知(41位)
 福岡(29位) 佐賀(49位) 長崎(26位)
 熊本(20位) 大分(23位) 宮崎(62位)
軒数では東京都・埼玉県・神奈川県の南関東と、大阪府・兵庫県を中心とする近畿地方、そして福島県に集住しています。 軒数順位では唯一福島県がベスト10に入っています。20位以内をみると石川県・福井県・大阪府・兵庫県が入ります。 東北・山陰・南九州は少なくなっています。

橋本氏の由来と家紋
橋本は「橋のたもと」を意味する地形姓です。橋の近くの集落に住んでいたとも考えられます。

主な橋本氏の出自は以下の通りです。
●下総国相馬郡橋本におこる桓武平氏相馬氏流の橋本氏
相馬師常の11代孫相馬胤基の子隼人が橋本を名乗ります。
●和泉国日根郡橋本(貝塚市)におこる橘姓楠木氏流の橋本氏
橋本正員は楠木正成に従って湊川の合戦で戦死、橋本正茂正高も南朝方として活躍します。
●山城国綴喜郡科手郷橋本(八幡市)におこる藤原北家西園寺氏流の橋本氏
西園寺公相の子実俊が橋本に住み、孫の実澄が橋本氏を名乗りました。
これとは別に清和源氏を称す橋本氏もあります。『寛政重修諸家譜』
●陸奥国田村郡橋本村におこる東漢氏 田村氏流の橋本氏
坂上田村麻呂の子孫と称した田村持顕の孫重顕の子広顕が橋本氏を名乗りました。
●越前国に移り住んだ清和源氏桃井氏流の橋本氏
桃井義胤の八代孫直常の子直安が橋本氏を名乗りました。
●近江国粟津橋本御厨(竜王町)におこる宇多源氏佐々木氏流の橋本氏
相模国後北条氏の家臣でしたが、後に紀州徳川家に仕えました。

この他にも武蔵国荏原郡・久良岐郡の名族橋本氏、尾張国海部郡・中島郡の豪族橋本氏、摂津国西成郡の橋本氏、大和国の豪族橋本氏、北野天満宮社家の藤原姓橋本氏、 石清水八幡宮祠官の源姓橋本氏、梅宮神社祠官の橘姓橋本氏、京都勧修寺坊官の桓武平氏杉原氏流橋本氏、 伊勢神宮内宮祠官の荒木田姓橋本氏、などがあります。 主な使用家紋としては、「三つ巴紋」「沢潟紋」「四つ目結紋」などがあります。

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山下氏の由来と使用家紋
「山下氏」は、全国軒数第26位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(46位)  青森(104位) 岩手(99位)
 宮城 (166位) 埼玉(66位) 千葉(69位)
 東京(42位) 神奈川(47位)
 富山(30位) 石川(9位) 福井(27位)
 山梨(62位) 長野(171位) 岐阜(51位)
 静岡(20位) 愛知(46位) 三重(17位)
 滋賀(61位) 京都(27位) 大阪(16位)
 兵庫(19位) 奈良(40位) 和歌山(23位)
 鳥取(20位) 島根(115位) 岡山(23位)
 広島(27位) 山口(32位) 徳島(26位)
 香川(3位) 愛媛(22位) 高知(18位)
 福岡(10位) 佐賀(15位) 長崎(7位)
 熊本(7位)
 大分(60位) 宮崎(10位)
 鹿児島(2位)

西日本の多く、東日本には少ない苗字です。とくに東北と北関東では200位に入らない県もあります。 九州地方は軒数も多く、軒数順位でも上位にきます。とくに鹿児島県では第2位になっています。

山下氏の由来と家紋
山下は山本と同じく「山の麓」「山の下」を意味する地形姓です。 集落は、水源や薪などの燃料が確保しやすい山際につくられることが多く、地名も小字を含めれば相当な数になります。

主な山下氏は以下の通りです。
●信濃国筑摩郡山下(木曽町)におこる清和源氏為義流の山下氏
木曽義仲の後裔の久義が山下を名乗りました。 子孫に甲斐武田家に仕えた一族や、三河松平家に仕えた一族があります。
●甲斐国におこる清和源氏武田氏流の山下氏
浅利義利の末裔義勝が山下村に住し山下氏を名乗りました。 また三枝守国の子守安は「山の下御館」に居住し山下氏を名乗りました。
●安房国平群郡山下(南房総市)におこる神余氏流の山下氏
山下景方を祖とします。
●豊前国の豪族藤原姓宇都宮氏流の山下氏
豊前に下向した宇都宮貞泰の子義綱が山下氏の祖といいます。
●筑後国の豪族豊後大友氏流の山下氏
大友代将山下親俊は筑後へ出向し、国中の政務を行うといいます。
●大隅国山下(阿久根市)におこる伴姓肝付氏流の山下氏
肝付秋兼の二男久兼が山下氏の祖といいます。 また宇多源氏佐々木氏流の山下氏や大禰寝氏流の山下氏もあります。

この他にも美濃の豪族山下氏、陸奥国白河郡山下城主の山下氏、藤原秀郷流佐野氏流の山下氏、越中国畠山氏の重臣山下氏、丹波国氷上郡の名族山下氏、 播磨国赤松氏の家臣山下氏、藤原秀郷流淵名氏流森氏などがあります。
出自が多彩なだけに家紋も多く、主な使用家紋としては、「ニ引釘抜紋」「井筒紋」「左巴紋」「三扇紋」「三つ雁金紋」「四つ目結紋」などがあります。


石川氏の由来と使用家紋
「石川氏」は、全国軒数第27位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(32位)  青森(122位) 岩手(28位)
 宮城 (29位) 秋田(21位) 山形(33位)
 福島(58位) 茨城(10位) 栃木(8位)
 群馬(45位) 埼玉(22位) 千葉(28位)
 東京(22位) 神奈川(22位) 新潟(61位)
 富山(83位) 石川(131位) 福井(94位)
 山梨(35位)  長野(154位) 岐阜(192位)
 静岡(17位) 愛知(15位) 三重(75位)
 滋賀(199位) 京都(144位) 大阪(82位)
 兵庫(138位) 奈良(156位)
 鳥取(170位) 島根(42位) 岡山(116位)
 広島(79位) 山口(50位) 徳島(63位)
 香川(19位) 愛媛(13位) 高知(99位)
 福岡(89位) 長崎(188位) 大分(95位)
 宮崎(99位) 沖縄(25位)
大都市圏を除いた軒数では愛知県を中心とする東海道に集中がみられます。 軒数順位でみると栃木県・茨城県の北関東が上位にあります。 一方、近畿地方・九州地方には少ない名字です。

石川氏の由来と家紋
石川は「石の多い川」を意味します。川には、上流から押し流され来た大小の石が数多くあります。 地名も全国に広がっています。

主な石川氏は以下の通りです。
●河内国石川郡におこる曽我氏族の石川氏
石川麻呂より始まるとされ、弟連子の子孫が石川朝臣姓を賜って、この系統は越中・加賀などに広まっています。
●河内国石川郡におこる清和源氏義家流の石川氏
源義家の子義時が石川に住し、その子義基が石川氏を名乗りました。 この子孫は三河へ移り、徳川家康から豊臣家に仕えた石川数正や近世大名石川康通が出ています。
●陸奥国石川郡におこる清和源氏頼親流の石川氏
源頼親の三男頼遠の子有光より始まるとされます。 戦国時代、伊達家から入った石川昭光は豊臣秀吉の小田原征伐に参陣せず、 奥州仕置により領地を失い、伊達政宗の家臣となっています。 この分流は美濃へ移り、石河(いしこ)氏となっています。
別に坂上氏流の石川氏もあります。
●陸奥国津軽郡石川(弘前市)におこる清和源氏南部氏流の石川氏
南部安信の子高信が石川氏を名乗っています。
●常陸国茨城郡石川(水戸市)におこる桓武平氏大掾氏流の石川氏
吉田盛幹の子家幹が石川氏を名乗っています。
●武蔵国久良岐郡石川(横浜市)におこる武蔵七党横山党の石川氏
横山時広の孫経長が石川氏を名乗っています。
越智姓河野氏流の石川氏
河野通春の孫通昌が石川氏を名乗っています。

この他、丹後国与謝郡石川におこる石川氏、藤原南家流工藤氏流の石川氏、大伴氏流の石川氏などがあります。

主な使用家紋としては、「竜胆紋」「蛇の目紋」「対い鶴紋」などがあります。

※姓氏の出自や由緒には諸説あります。このサイトではすべてを網羅できておりません。
 参考の一つにしてください。
 また出自や由緒、来歴についての質問は受けかねます。ご了承ください。

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